認定こども園とは?

認定こども園は、就学前の子供の教育・保育を一体的に行う施設で、幼稚園と保育園の機能を合わせもつ施設です。
保護者が働いている、いないに関わらず利用でき、保護者の就労状況が変化した場合でも通いなれた園を継続して利用することができます。

幼稚園+保育園=こども園
~認定こども園に入園する際には蒲郡市で「支給認定」を行います~
認定区分 対象者
教育認定 1号認定 満3歳以上で、保育認定以外の子ども(幼稚園児)
保育認定 2号認定 満3歳以上で、保護者の就労や疾病などにより保育が必要な子ども(保育園児)
3号認定 満3歳以上で、保護者の就労や疾病などにより保育が必要な子ども(保育園児)

※保育認定の場合はさらに区分されます。(保育標準時間・保育短時間)


どんな子が入園できるの?
(1号認定)幼稚園児 満3歳以上の子供であればだれでも入園することができます。
(2・3号認定)保育園児 2歳児以上で、保護者のいずれもが『保育を必要とする事由』に該当する児童が入園することができます。

※保護者のいずれもが就労している場合であっても、(1号認定)幼稚園児として入園することも可能です。ただし、保護者のどちらかが就労していない場合は、(2・3号認定)保育園児として入園することはできません。


保育を必要とする事由
1.就労 2.妊娠・出産 3.保護者の疾病・障がい
4.同居家族の介護・看護 5.災害復旧 6.求職活動
7.就学(専門学校や大学等に保護者通学する場合) 8.虐待・DVのおそれがあること
9.育児休業の場合(※3歳以上児で卒園する前までに復職する場合に限る)

令和元年10月から保育園・認定こども園等を利用する
子どもの保育料が無償化されます

保育園・認定こども園の対象範囲

3歳児から5歳児クラス全ての子どもの保育料が無償化
0歳児から2歳児クラスの子どもは、住民税非課税世帯が無償化

○無償化の期間は、満3歳になった後の4月1日から小学校就学前までの3年間です。
 認定こども園(教育利用)については、入園できる時期に合わせて、満3歳から無償化の対象となります。

○無償化に伴い、副食(おかず・おやつ等)の費用は実費負担となります。
 年収360万円未満相当世帯の子どもと第3子(※)の子どもについては免除されます。
※認定こども園(教育利用)は小学校3年生、保育園・認定こども園(保育利用)は、就学前児童から数えて第3子以降の子ども。

○主食費(ご飯等)の費用は実費負担となります。

○通園送迎費、行事費などの費用についても実費負担となります。

○無償化にあたり、手続き等はありません。

○令和元年10月以降の利用者負担額(予定)は以下の「利用者負担額(保育料)について」のとおりです。


認定こども園の預かり保育も対象です

◆1号認定のお子さんで保育の必要性の認定のある満3歳児から5歳児までの子どもの利用料が、
「幼児教育・保育無償化」の対象となります。

○幼稚園の利用に加え、利用日数に応じて1日あたり450円、月額11,300円を上限に無償化されます。

○満3歳(3歳になった日から次の3月31日まで)の住民税非課税世帯は、1日あたり450円、月額16,300円まで無償化されます。

※対象となるためには、申請書等の提出が必要です。申請を希望される場合は、木船幼稚園へご相談ください。


利用者負担額(保育料)について


1号認定の場合
階層区分 利用者負担額(月額)
A 生活保護世帯 0円
B1 市町村民税非課税世帯であってひとり親世帯等のいる世帯
(均等割のみ課税を含む。)
0円
B2 市町村民税非課税世帯であって、上記A及びB1階層以外の世帯 0円
B3 市町村民税均等割のみ課税世帯であって上記B1階層以外の世帯 0円
C1 市町村民税所得割課税額が77,100円以下であって、ひとり親世帯等のいる世帯 0円
C2 市町村民税所得割課税額が77,100円以下であって、上記C1階層世帯以外の世帯 0円
D 市町村民税所得割課税額が211,200円以下の世帯 0円
E 市町村民税所得割課税額が211,201円以上の世帯 0円

2・3号認定の場合
階層区分 4歳以上児(標準時間) 4歳以上児(短時間) 3歳児(標準時間) 3歳児(短時間) 3歳未満児(標準時間) 3歳未満児(短時間)
A 生活保護世帯 0 0 0 0 0 0
B1 市町村民税非課税のひとり親世帯等 0 0 0 0 0 0
B2 市町村民税非課税世帯 0 0 0 0 0 0
C1 ひとり親世帯等であって市町村民税均等割のみ課税の世帯 0 0 0 0 4,000 3,750
C2 市町村民税均等割のみ課税世帯 0 0 0 0 9,000 8,500
D1 市町村民税所得割課税額48,600円未満でひとり親世帯等世帯 0 0 0 0 6,500 6,250
D2 市町村民税所得割額48,600円未満の世帯 0 0 0 0 14,000 13,500
D3-1 市町村民税所得割課税額48,600円以上77,100円未満でひとり親世帯等 0 0 0 0 6,500 6,250
D3-2 市町村民税所得割課税額97,000円未満の世帯 0 0 0 0 19,000 18,500
D4 市町村民税所得割課税額169,000円未満の世帯 0 0 0 0 30,000 29,000
D5 市町村民税所得割課税額301,000円未満の世帯 0 0 0 0 46,000 45,000
D6 市町村民税所得割課税額397,000円未満の世帯 0 0 0 0 53,000 52,000
D7 市町村民税所得割課税額397,000円以上の世帯 0 0 0 0 53,000 52,000

■兄弟姉妹の第○子判定について■
 ◇ひとり親世帯等は、所得割課税額が77,101円未満の場合、兄・姉の年齢制限はありません。
 ◇一般世帯は、所得割課税額が57,700円未満の場合、兄・姉の年齢制限はありません。
 ◇所得割課税額が57,701円以上(ひとり親世帯等の場合は、77,101円以上)の世帯は、兄・姉が幼稚園、保育園、認定こども園等に通園している場合のみ第1子としてカウントします。
 (例1)所得割課税額が120,000円の一般世帯であって、児童が4歳児、兄が小学校2年生の場合
   ○第1子として、利用者負担額(保育料)を算定します。
 (例2)所得割課税額が40,000円の一般世帯であって、児童が4歳児、兄が幼稚園5歳児の場合
   ○第2子として、利用者負担額(保育料)を算定します。
 (例3)所得割課税額が40,000円の一般世帯であって、児童が4歳児、兄が小学校2年生の場合
   ○第2子として、利用者負担額(保育料)を算定します。

■市町村民税の算定年度について■
 4月から8月までは、前年度の市町村民税を参照します。9月から3月までは、当年度の市町村民税を参照します。

■市町村民税の控除適用について■
 「寄付金税額控除」、「住宅借入金等特別税額控除」、「配当金又は株式等譲渡所得割額控除」等については、控除適用前の税額を算定し、利用者負担額(保育料)を決定します。

■18歳未満で3人以上の兄弟がおり、入所児童が第3子以降に該当する場合は、利用者負担額(保育料)は無料となります。(2・3号認定の2歳児のみ適用)


認定こども園Q&A

 


就労の場合どれくらい働けばいいの?

○保護者のいずれもが1ヶ月に64時間以上の就労が必要です。(単純に計算すると週4日、1日当たり4時間あれば満たします)
○保育標準時間を希望する場合は1週間30時間且つ1ヶ月120時間以上の就労が必要です。
○保育短時間を希望する場合は、1ヶ月64時間以上の就労が必要です。


保育時間は?

○1号認定幼稚園児の場合
 ・9時00分から15時00分までを基本とします。
 ・預かり保育は別途料金が必要です。15時00分から18時00分まで 一回利用で500円

○2・3号認定 保育園児の場合
 ・保育標準時間
  午前7時30分から18時30分までの間で保育を必要とする時間

 ・保育短時間
  午前8時30分から16時30分まで


保育料は?

○1号認定 幼稚園児の場合
 世帯の取得に応じて、蒲郡市が定めた利用者負担額表で算定します。
 認定こども園について、従来の就園奨励費の補助制度の対象外になります。
 ※従来の幼稚園の保育料より低い金額設定になっています。
 ※今までの幼稚園の場合は世帯の所得は、関係なく一律の保険料。
  例:3歳児:23,000円 4・5歳児:22,000円


給食は?

(1号認定)幼稚園児(2号認定)保育園児【満3歳児から】

○1号認定 幼稚園児は、お弁当の注文もしくは、ご家庭でのお弁当です。
○2号認定 保育園児は、毎日お弁当の注文を想定しています。
○3号認定 保育園児(2歳児)は、幼稚園の施設で調理された給食を調理します。
※調理できる数に限りがあるため、満3歳以上(1・2号認定)の児童に幼稚園の施設で調理された給食を提供することはできませんので予めご了承ください。


給食料金は?

○1号認定 幼稚園児の場合
 今まで通り注文したお弁当の数によって料金が決まります。(一食270円程度、月末しめ、翌月払い)
○2号認定 保育園児の場合(満3歳以上児)
 毎日お弁当の注文を想定しています。お弁当の料金については、保育料の中にすでに含まれているため、料金は発生しません。
 ただし、主食代として、月額850円を徴収させていただきます。(市内保育園と同料金)
○3号認定 保育園児の場合(2歳児)
 保育料の中に給食費、主食費が含まれているため、料金は発生しません。



認定こども園になるとこんなところが変わります

長期休業

(1号認定)幼稚園児の場合

○1号認定 幼稚園児は、今まで通り長期休業があります。
○2・3号認定 保育園児は、長期休業はありません。


通園バス

    ○1号認定 幼稚園児は、今まで通り通園バスをご利用できます。 ※別途料金が必要です。
    ○2・3号認定 保育園児の通園バスのご利用については、ご相談ください。


    保育時間

    ○1号認定 幼稚園児 9時から15時まで。それ以降は、預かり保育(別途料金が必要です)

    ○2・3号認定 保育園児
     保育標準時間:7時30分から18時30分まで。
     保育短時間 :8時30分から16時30分まで。